開智小学校(総合部)

1年生オータムスクール

1年生オータムスクール

10月26日、27日の2日間で、1年生の85名が、飯能市「名栗げんきプラザ」に出かけ、1泊2日のオータムスクールを行いました。

1年生のオータムスクールは、こどもたちにとって、初めての「探究フィールドワーク」です。
こどもたちは「木」「葉っぱ」「木の実」など、様々なテーマのもとで、事前に疑問を出し、仮説をもって、オータムスクールにのぞみました。

名栗げんきプラザへ近づくにつれて変化する景色に、子どもたちは早くもいろんな発見をしようと、木々の大きさや葉っぱの色に着目していました。

開校式が終わり、早速、森の探究の時間です。
自分たちの「テーマ」に沿って、様々なものを探したり発見したりしながら、施設周辺の森をハイキングしました。そこでは、見たこともない赤や紫の実を発見したり、「しか」と思われる生き物の糞を見つけたり、木にくっついている固いキノコを見つけたり、生き物が木に空けた大きなの穴を見つけたりと、普段の生活では、経験することのない発見をすることができました。

施設に戻ってからも、夜の集いの時間では、森の先生から植物と生き物の関係について話を聴いたり、「ムクロジ」と呼ばれる木の実を使ったシャボン玉実験をしたりして、初めての経験をすることができました。

2日目の午前中には森の探究で分かったことや見つけたものについてみんなで話し合い、まとめを行い、グループごとにまとめたことの発表会も行い、とても充実した盛りだくさんの活動になりました。

1年生にとって、家や学校を離れて仲間と生活を共にすることは、とても大変なことです。それに加えて、オータムスクールでは「森の探究」という活動も行いました。1泊2日の間、子どもたちは全力で「五感」をフル回転させて頑張っていました。また、グループごとにイベントの司会を交代したり、生活面ではリーダーを中心に子どもたち同士で支え合ったりすることができ、みんなで創る「オータムスクール」となりました。子どもたちが大きく成長していることを実感することができたオータムスクールでした。

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