開智小学校(総合部)

子どもたちの手による学校づくり

子どもたちの手による学校づくり

総合部では、すべての活動において、子ども達の「主体性」を重視しています。それは学校の環境づくりについても同様です。様々な委員会が学校の今の課題を出し合い、解決策を話し合います。

 

例えば、プライマリー校舎脇にある小道(通称:レインボーロード)の木板が老朽化して、使い勝手が悪いという問題がありました。そこで当時の代表委員会で話し合い、レインボーロードを新しくしようということになりました。子どもたちで新しい道のデザインについて話し合い、最終的には水で固まる土砂を使って、道の両サイドに在校生の手形がついた素敵な道を作りあげました。

 

また、セカンダリーでは、図工の授業を活用して、学校設備を自分たちの手で作ります。壊れてしまうことがあったロッカー扉を、みんなが大切に使いたくなるように、木を削って作ったり、教室案内のための掲示板を作ったりしました。

大人がすべての環境を整えるのではなく、子ども達がよりよい環境を作るためにどうしたらいいのかを考え、自分自身の手でつくり上げていくのが総合部なのです。

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