開智小学校(総合部)

4年生フィールドワーク@長野県飯山市

4年生フィールドワーク@長野県飯山市

4年生は7日~9日までの2泊3日で、長野県飯山市に出かけ、フィールドワークを行いました。
台風の影響で予定が延期となり、4年生にとっては待ちに待ったフィールドワークでした。
4年生の学年テーマは、「ものづくり」です。
国から伝統工芸品の指定を受けている「飯山仏壇」「内山紙」について、実際に体験を通して学んできました。

【1日目】
新幹線とバスを乗り継ぎ、飯山市へ。お世話になる民宿の「お父さん・お母さん」との対面です。
この日は、竹を削ってmy箸づくりを行った後、民宿のお手伝いを行いました。
ある宿では、民宿の畑で育てているピーマンの収穫を行ったり、枝豆の収穫を行ったりと、民宿の職業体験を行いました。

【2日目】
このフィールドワークのメインとなる、「飯山仏壇」と「内山紙」の体験を行いました。
伝統産業会館で、それぞれの歴史や工程を学んだ後、仏壇の金具に使われている「彫金」技術を体験しました。職人さんのレクチャーを受けながら、「たがね」と呼ばれる道具で銅板をうちつけ、オリジナルの栞を作りました。
また和紙工場では、内山紙の原料となる楮(こうぞ)の木を実際に見せていただき、紙すき体験を行いました。
事前に考えてあった様々な質問を職人さんにぶつけ、様々な発見・気づきがありました。

【3日目】
飯山に伝わる笹寿司(別名:謙信寿司)をみんなで力を合わせて作りました。
自分たちの手で作った笹寿司は、飯山の歴史と自然の味がする、格別のものでした。
最後にお世話になったお父さん・お母さんにお別れを告げて、埼玉へ帰りました。

あっという間の2泊3日ですが、非常に中身の濃い3日間。
職人さんの「ものづくり」の心と、民宿のお父さんお母さんの温かい心遣いを学んだフィールドワークとなりました。

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