開智小学校(総合部)

8年生 探究フィールドワーク@長崎

8年生 探究フィールドワーク@長崎

5日~8日の4日間、8年生は長崎県で探究フィールドワークを行いました。
総合部最後のフィールドワークは、これまで毎年行ってきたフィールドワークの集大成です。

子どもたちはそれぞれの興味関心にあわせて決めた「探究テーマ」のもと、自ら行き先を決め、自らアポイントをとり、自ら疑問や仮設を持って、探究の旅に出かけます。

原爆被爆者へのインタビュー、ドクターヘリの現場訪問、長崎のプロサッカーチームへの訪問、カステラ作り、車椅子ダンスの体験、県庁・市役所でのデータ収集など、現地でしか聞けない話をたくさん聞くことができました。

また、仮説を検証するための実地調査をおこなったグループもありました。
朝4時に起きて平戸にあるカキ養殖場に行ったり、電車の終点から徒歩で一時間以上歩いて雲仙普賢岳の地形を調査したり、スポーツ強豪校の部活に夜遅くまで参加させてもらったり……それだけに飽き足らず、個人で探究テーマを持って佐世保の石・木の実を調査した人もいました。

最終日の夜には、それぞれの探究テーマに対する「答え」を発表し、フィールドワークで学んだことを振り返りました。

総合部の探究は、誰か大人が問いや答えを与えてくれるものではありません。
自分の興味関心のあるものを、自分の納得のいくまでとことん深めていき、自分の中での「答え」を導き出すものです。
総合部の探究で身につけた「学ぶ姿勢」は、大人になっても必ず役に立つ財産となることでしょう。

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